紀元前3世紀に建国されたヌミディア王国の首都で、のちにローマ帝国に支配され植民都市となる。紀元313年に皇帝コンスタンティヌスの名をとって、「コンスタンティン」となった。街はルメル川(Rhumel)の渓谷内側(西岸)の岩山に形成されており、鉄道駅は渓谷の外側(ルメル川東岸)にあるため、市街への往来は川にかかる4つの橋で行われる。コンスタンティン鉄道駅を出てすぐ前の石橋(アーチ型)が有名なエル・カンタラ橋(Pont El Kantara)で谷底からの高さは約160mもある。エル・カンタラ橋を中心に上下の方向に、つり橋がそれぞれ架けられている。橋を渡るとまず旧市街に入る。街の中心は旧市街を通り抜けた先にある中央広場(Centre Ville)で、その先に新市街が広がる。街の観光名所はルメル川の渓谷に囲まれた岩の上にある旧市街を中心にあるので、まずは旧市街を取り巻く外周(道路)をグルッと一周してみるといい。中心広場の西側には展望台もあるのでそこから街全体を見下ろすとさらによくわかる。しかし最大の見どころは、つり橋からの眺めで、ルメル渓谷と旧市街とアーチ型のエル・カンタラ橋との組合わせはとても素晴らしく絵になる。また下流のつり橋(北側)を渡った対岸の展望台からは、コンスタンティンの街全体が手に取るようにわかるのでおすすめです。