ブエノスアイレスから北へ1600kmも離れた北部の中心都市で、チリ、ボリビア、パラグアイの国境に近く、かつては隣国の鉱物をブエノスアイレスへ運ぶ中継地点として栄えたコロニアル都市である。町は碁盤の目状に道路が走り、随所にコロニアル建築の建物が立ち並び、特に教会建築の多さには目を見張る。サルタは人口約30万人の都市だが、ブエノスアイレスと比べると物価が非常に安い。町ではサルタ風エンパナ−ダスの専門店やアルゼンチン・フォルクロ−レを聴かせるペ−ニャもある。
主な見どころとしては、町の中心である7月9日広場前の「カテドラル(Catedral)」、市内最古の建物「カビルド(Cabildo)」、白と赤の高い塔がひと際目立つ「サンフランシスコ教会(Iglesia de San Fancisco)」などがある。また「サン・ベルナルドの丘」からは町が一望できるので、ゴンドラに乗って夕暮れ時の町並みを鑑賞してみるのもいい。
サルタを基点とした近郊への主なツアーとしては、「雲の列車旅行/サンアントニオ・デ・ロス・ゴブレス(San Antonio de los Cobres)」、カラフルな鉱物がむき出しになった世界遺産の「ウマワカ渓谷(Quebrada de Humahuaca)」、「カファジャテ渓谷(Cafayate)」、「サリナス・グランデス(Salinas Grandes/塩湖)」などがある。
ブエノスアイレスから西へ1060km離れた中部の中心都市で、乾いた地中海性気候はブドウ栽培に最適で上質のワインの生産地として有名(アルゼンチンはワイン生産世界第4位)。町は独立広場(Plaza Independencia)を中心に碁盤の目状に道が走り、広場から東へ3ブロック離れたところにメインストリートのサン・マルティン大通り(Av. San Martin)がある。ホテル、カフェ、レストランなど主なものは独立広場とサンマルティン大通りの周辺に集まっている。
おすすめは、近郊のボデガ見学。ボデガ(Bodega)とは貯蔵庫の意味でワイナリーのこと。市内からバスで気軽に訪問できるボデガは10箇所ほどある。事前に予約が必要なボデガもあるので個人でいく場合は要注意です。
正式名称はサン・カルロス・デ・バリローチェ(San Carlos de Bariloche)。ブエノスアイレスから1650km離れた、標高770mのナウエル・ウアピ湖畔に位置する都市。南緯40度以南に位置するパタゴニア地方に属し、町はナウエル・ウアピ湖(Lago Nahuel Huapi)とカテドラル山(Cerro Cathedral)に囲まれた風光明媚なロケーションにあり、南米のスイスと呼ばれている。夏はキャンプや釣り、トレッキング、秋は紅葉、冬はスキーなど、様々なアウトドアーが楽しめる。町の中心は、セントロ・シビコ(Centro Civico)で観光案内所、図書館、市庁舎など町の主要な建物が立ち並び、一角にはパタゴニアの動植物を展示したパタゴニア博物館(Museo de la Patagonia)もある。メインストリートはセントロ・シビコの南を東西に走るペリト・モレノ通り(Av. Perito Moreno)で、ホテル、レストラン、みやげ物屋はここに集中している。
主な見どころとしては、氷河で削り取られた峰々が教会のように見えるところから名が付いた「カテドラル山」、バリローチェ周辺の景色が360度見渡せる展望レストランもある「カンパナリオの丘(Cerro Campanario)」、森と湖の美しい風景が楽しめる「ロス・カンタロスの滝とフリアス湖(Cascade Los Cantaros y Lago Frias)」や「トロナドール山とロス・アレルセスの滝(Montana Tronador y Cascada Los Alerces)」などがある。
アルゼンチン・パタゴニア観光の拠点の町。ペリトモレノ氷河やウプサラ氷河へのクルーズ船観光は、ここから車で約1時間のところにある港・プンタ・バンデーラ(Punta Bandera)から出航している。個人で行くにはなにかと不便なので、カラファテからのバスツアーに参加するのが一般的である(日帰り観光可能)。
ロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)では、ペリトモレノ氷河やウプサラ氷河の他、代表的な観光地としてオネジー湖やスペガッツーニ氷河などがあるのでおすすめする。ただし、クルーズ船によっては立ち寄らないこともあるので注意すること。その他、フィッツ・ロイの基点の町エル・チャルテン(El Chalten)へはバスで約4時間、パイネ国立公園の基点の町プエルト・ナタレスへはバスで約5時間の距離に位置する。カラファテの町はアルヘンティーノ湖(Lago Argentino)に面した小さな町で特に見所はないが、のんびりしたいい雰囲気の町である。
南極に最も近い世界最南端の町(南極からの距離わずか1000km)。この町はマゼラン海峡、ビーグル水道、そして大西洋に囲まれたフエゴ島にある(島の左側半分がチリ領、右側半分がウシュアイアのあるアルゼンチン領)。町は海がある南側から山のある北側に向けて坂道となっており、道路は碁盤の目のようにきれいに整備されている。海沿いのマイプー通り(Maipu)の1本北側の通りがこの町のメインストリートのサン・マルティン通り(San Martin)で、観光案内所からホテル、レストラン、旅行会社など、大抵のものはこの通り沿いに集中している。またラセレ通り(Lasserre)を海に向かって突き当たったところに観光桟橋があり、ビーグル水道のクルーズ船はここから発着する。
主な見どころは、「地球の果て博物館」、「ビーグル水道(Canal Beagle)」、「ティエラ・デル・フエゴ国立公園(Parque Nacional Tierra del Fuego)」、「世界の果て号(El tren del Fin del Mundo」、「マルティアル氷河(Glaciar Martial」などである。
ボリビアとアルゼンチンとの国境に近いチリ北部の町(標高2438m)。小さな町なので市内観光は徒歩で十分。この町が有名なのはアタカマ高地のツアー拠点の場所だからである。近郊の主な観光地としては、「月の谷(Ville de la Luna)」、「アタカマ塩湖(Salar de Atacama)」、「ミスカンティ湖(Laguna Miscanti)」、「タティオ間欠泉群(Los Geisers del Tatio)」などがある。また、ボリビアのウユニ塩湖へ抜けるツアー(オ−バ−ランドツア−)の基点でもある。
パイネ国立公園の基点の町。チリ・パタゴニアの空の玄関口プンタ・アレナス(Punta Arenas)からバスで約3時間の距離にあり、カラファテとの間に位置する。特に見所はなく、パイネ国立公園の日帰りツア−やトレッキングの準備をする町として機能している。パイネ国立公園(正式にはトーレス・デル・パイネ/Parque Nacional Torres del Paine)はプエルトナタレスの北約120kmに位置する面積1630ku(大阪府より少し小さい)の自然公園である。主な名所は、国立公園を象徴する3つの岩峰の「トーレス・デル・パイネ(Torres del Paine)」、「パイネ・グランデ山(Cerro Paine Grande)」、「サルト・グランデ(パイネ大滝/Salto Grande)」、「グレイ湖(Lago Grey)」、「アマルガ湖(Laguna Amarga)」、「ミロドンの洞窟(Cueva del Milodon)」などがある。