

首都グアテマラシティから車で1時間。石畳のコロニアル建築で整えられた美しい高原の町で、近くにはアグア山をはじめ3つの火山がある。かつては6万人の人口を抱える首都であったが、度重なる地震で町は崩壊し、今では風光明媚な静かな古都である。現在も修復中の教会があちらこちらに見られ、時代に取り残されたような独特な雰囲気を残している。またアンティグアのもうひとつの顔はスペイン語学校の町として知られていることである。個人レッスンが基本の学校がおよそ40校ほどあり、中南米旅行へ旅立つ旅行者に人気である。主な見どころとしては、巨大な噴水と廃墟化した教会跡があるメルセー教会をはじめ、遺跡保存の重要な施設となっている廃墟化した教会施設(カプチナス修道院、レコレクシオン修道院、サンフランシスコ教会など)や十字架の丘(Cerro de la Cruz)などがある。

グアテマラシティから車で3時間(約150km)。アティトラン湖(カルデラ湖)の周辺に開けたインディヘナ(先住民)の町のひとつ。きのこの形をした湖の南側にはサンペドロ火山をはじめ、3つの火山がそびえ立ち、北に位置する対岸のパナハッチェルからは素晴らしい景観を望むことができる。アティトラン湖の周囲には10以上もの先住民の町や村があり、場所によっては車よりもボートを利用する方が便利なところもある。代表的な町・村として、サンアントニオ・パロポ、サンタカタリーナ・パロポ、ソロラ、サンティアゴ・アティトラン(湖畔で最大の村)、サンルーカス・トリマンなどがある。
グアテマラシティから車で3時間(約150km)。古代マヤのキチェ族の町で、18世紀初頭にマヤの聖典「ポポル・ブフ」の原典が発見された場所としても有名。最大の見どころは、木曜と日曜に露店市が開かれることだ。市の日には周辺の村から数万人もの先住民が集まり、日用品から民芸品まで売り買いされる(木彫りの仮面、ウイプル、素焼きの壷など)。町の中心はサント・トマス教会(1540年に建立されたカトリック教会)で、道に迷ったらここに戻るといい。
空の玄関口フローレス空港から車で40分。ペテン地方のジャングルの密林で発見されたティカル遺跡は、マヤ遺跡の中ではメキシコを含めて神殿の美しさと規模の大きさでは群を抜いている(紀元300年から800年頃が最盛期)。神殿は居住性よりも装飾性を優先し、巨大な飾り屋根や天へ舞い立たせるような垂直的で荘厳な外観が特徴的だ。現在T号神殿からY号神殿まであり、最も高いW号神殿は高さ約70mあるが、実際、基壇は地中奥深くにまだ隠れており、本当の高さは未知数である。

通常ホンジュラスにあるコパン遺跡と対で観光される。もとはコパン王朝の勢力拡大によって生まれた衛星都市のひとつだったが、のちに力をつけ、本家のコパン王朝に宣戦布告し打ち負かして独立している。遺跡には数多くの石碑が残っており、神殿建築よりも彫刻ものが有名である(特に「獣形祭壇」が有名で4m四方の巨大な岩を大亀に見立て、神聖文字と異様な文様を彫り込んだ祭壇Pは必見)。