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首都チュニスの市街地はチュニス湖の西岸に面して広がる。新市街は湖西岸から西へ一直線に延びるメインストリート(ハビブ・ブルギバ通り)を横軸に、途中南北に延びる1本の大通りとクロスするエリアを中心部としている。交差する十字路の北側がパリ通りで南側がカルタゴ通りと呼ばれ、ホテル、レストラン、旅行会社、鉄道駅などが集まる繁華なエリアである。ハビブ・ブルギバ通りが独立広場を過ぎるあたりから通り名はフランス通りと名を変えてその突き当たりが旧市街(メディナ)のメインゲートのフランス門である。旧市街は南北1000m、東西700mに広がる縦長の楕円形の街で、フランス門から西へ延びるメインストリート(ジェマー・ジトゥナ通り)の先にはグラン・モスク(ジトゥナ・モスク)やシディ・ユセフ・モスクがある。その他の見どころとして、中心街から5kmほど西に位置する「バルドー博物館(Musee National du Bardo)」がある。別名「チュニジアのルーブル」と呼ばれモザイクタイルのコレクションは世界一を誇り、カルタゴ遺跡の出土品が充実している。
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チュニス・マリン駅よりTGM(郊外電車)で約20〜25分でカルタゴに到着する。遺跡の場所によって下車駅が異なるので注意が必要(カルタージュ・ハンニバル駅かカルタージュ・サランボ駅で下車して歩き始めるのがいい)。主な見どころとしては、トフェ(ポエニ人の墓地でタニト神の聖域)、カルタゴ博物館、アントニヌスの共同浴場、ローマ人の住居の他、古代カルタゴの港、パレオ・クリスチャン博物館、ビュルサの丘(古代カルタゴの中心)、マゴン・クウォーター(海に面した住居跡)、ローマ劇場、円形闘技場などがある。時間があればビュルサの丘の上に建つサン・ルイ教会を訪ねるのもいい。

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シディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)/ ◎衛星地図をみる
チュニス・マリン駅よりTGM(郊外電車)で約30分でシディ・ブ・サイド駅に到着する。カルタゴからは徒歩圏内の距離なのでカルタゴ観光の後は歩いて行ける。駅を降りて右手突き当たりの広場を左へ進み、坂道を上り、続く階段を上がった丘の上にシディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)の町がある(駅から徒歩で6分程度)。道の両側に土産物屋が並ぶこの道をそのまま進めば突き当たりがこの町で有名なレストラン「カフェ・デ・ナット(Cafe des Nuttes)」。ローマのスペイン階段風の階段を上るとカフェは外が見えるテラスとマグレブ風の内装のある屋内に分かれる。またカフェ・デ・ナット右脇の道を進み、坂を下りる手前の公園の下には地中海の青さを存分に堪能できる眺望の素晴らしいテラスがあるレストラン「カフェ・シディ・シャバーン」がある。 |
ハマメット(Hammamet)/ ◎衛星地図をみる
チュニスから東南60kmに位置し、町はハマメット湾に突き出た岬にある。町の中心は岬の先端にある旧市街(メディナ)と広場周辺で、近くにはレストランや土産物屋が集まったセンターコマーシャルがある。広場からは2本の大通り(右側に共和国通りと左側にハビブ・ブルギバ通り)がV字型に走っており、旅行者に必要なものはこの2本の通り沿いにすべてそろっている。ハビブ・ブルギバ通りにはレストランが立ち並び、海を見渡すテラスにはいつも観光客でいっぱい。道を挟んだ向かいには、パブリックビーチ(庶民的なビーチ)が広がり、チュニスからの日帰り観光客でにぎわっている。なお、4星以上の高級ホテルはほとんどが町の中心から2km以上離れた郊外のビーチに点在している。
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イシュケウル国立公園-Parc National de Jebel Ichkeul
チュニスから北西約70kmに位置し、チュニジア国内にある8箇所の世界遺産のうち唯一自然遺産として世界遺産に登録されている。湖、山、湿地帯など豊富な地形に多様な動植物を育む貴重な生態系を残しており、なかでも湿地帯には越冬の季節(10月から4月頃にかけて)になるとヨーロッパから数十万羽(約150種以上)の渡り鳥が飛来し、春には産卵のためヨーロッパへと戻る。イシュケウル湖は完全な淡水湖ではなく、海水のビゼルト湖とつながっており、海水が混ざり合うことで豊富な魚類の生息を可能としている。また、イシュケウル山にはジャッカル、イノシシ、リクガメ、ヤマアラシなど様々な動物が生息しており、山の中腹には自然博物館や公園を見渡すビューポイントもある。
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ブラレジア(Bulla Regia )/ ◎衛星地図をみる
ヌミディア王国時代からローマ、ビザンチン帝国時代に栄えた都市遺跡で、特徴は世界でも珍しい地下住居の遺跡があることである。夏の暑さが厳しい地方のため、夏季は涼しい地下で暮らすという工夫があったと想像できる。他には他のローマ都市同様に上下水道が完備され、地下のパティオには噴水も置かれていた。住居跡の床には色鮮やかなモザイクがまだ残っている(大半はバルドー博物館へ移送されている)。ドゥッガ遺跡のように大きな建造物はあまりないが、地下住居跡をはじめ、フォーラム(公共広場)やアポロン神殿、大浴場、劇場、イシス神殿など多数見どころはある。 |
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北アフリカ最大のヌミディア・ローマ・ビザンチンの複合遺跡で、北アフリカにあるローマ遺跡の中でもとくに保存状態がよいといわれている(1997年に世界遺産に登録)。かつてヌミディア王国の都市だったが、その後ローマ帝国に占領されるが、のちにビザンチン帝国に再興されている(当時の人口は推定1万人といわれている)。チュニジアの征服の歴史を物語る遺跡でもある。主な見どころは、劇場(観客3500人収容可能)、風の広場(神殿やマーケットが集まる)、フォーラム(公共広場)、キャピトル(ローマの3神を祭る神殿)、セヴェルスの凱旋門、ローマ人の住居(ディオニソスとユリシーズの家が有名)、リキニアの浴場(冬季用の浴場)、トリフォリウムの家(売春宿)、リビコ・プニック廟(ローマ以前の建造物)などがある。
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チュニスからケロアン方面に向かう幹線道路沿いに世界最大級のローマ水道橋跡がある。水源のザグーアンから地中海のカルタゴまで、全長132kmの世界最長のローマ水道の一部が水道橋として地表に建造されたが、大半は地下水路を流れている。この水道橋は「ザグーアンの水道橋」と呼ばれ、現存する部分だけでも約20kmあるといわれている。
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旧市街と白砂のビーチリゾートの両方を持ち合わせる一大観光地でチュニジア第3の都市。旧市街(メディナ)の北東端にあるハシェド広場が町の中心部で、町はこの広場を中心に新市街、旧市街、ビーチ、港の4つのエリアに分けられる。北の海岸沿いのビーチエリアと旧市街との間には両エリアを結ぶメインストリート(ハビブ・ブルキバ通り)があり、この通り一帯がスースで一番にぎやかな新市街の中心部となる。また海岸線沿いを走るヘディ・シャケル通りとそのすぐ南側のコルニシェ通り一帯がリゾートホテルが立ち並ぶビーチエリアで、ヨーロッパ風で高級感が漂っている(さらに北へ5kmほど向かうと高級リゾート地のポート・エル・カンタウイへと至る)。城壁に囲まれたメディナ(旧市街)にはグラン・モスクや要塞リバト(展望台からの眺望が素晴らしい)、博物館(バルドー博物館に次ぐ規模)やスーク街などスースの町の見どころが集中しており、規模はチュニスのメディナに匹敵する(スースのメディナは1988年世界遺産に登録)。

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ケロアン-Kairouan
チュニスの南165kmに位置する北アフリカにおけるイスラム発祥の地。イスラムの世界では、メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ4番目の聖地として名を連ねている。ケロアンへの7回の巡礼はメッカへの巡礼1回に相当するといわれるほどで、北アフリカのマグレブ諸国からは今も巡礼者が多数訪れている。主な見どころは、アグラブ朝の貯水池、グラン・モスク(シディ・ウクバ・モスク/北アフリカ最古で最大規模)、シディ・サハブ霊廟などがある。(1988年に世界遺産に登録)
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エル・ジェム-El Djem
ローマ時代の円形闘技場(コロセウム)がほぼ完全に近い状態で現存し、本家のローマのものよりも保存状態がよいとされている。大きさは縦149m、横124m、高さ36m、アリーナの直径は65mで現在でも約3万人を収容することが可能で、毎年夏になると音楽フェスティバルが開催される。スースまたはスファックスから列車でともに約1時間でエル・ジェム駅に着く。鉄道駅を降りると正面にメインストリートのハビブ・ブルギバ通りがあり、円形闘技場へは約200mの距離でまっすぐ進めばよい。(この円形闘技場は1979年に世界遺産に登録)
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スファックス-Sfax
チュニジア商工業の中心地で、「チュニジアの大阪」の異名をもち、チュニジア第2の都市として人口80万人の規模を誇る巨大な街である。スファックス鉄道駅正面からメインストリート(ハビブ・ブルギバ通り)が東西に走っており、通りの中間地点にヘディ・シャケル広場があるのでここを町の中心の目印にするとわかりやすい。この広場から北へ100m行くと立派な城壁に囲まれた旧市街(メディナ)が現れる。メインゲートのディワン門から北端のシェブリ門まではまっすぐな道で約10分で到達する。さらに北へ進むとスファックス名物の巨大な魚市場に突き当たる。主な見どころは、旧市街のカスバ(屋上からの眺めが素晴らしい)、ダール・ジャウリ館(17世紀の富豪の邸宅を博物館にしている)、スファックス博物館などがある。

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スベイトラ-Sbeitla
ケロアンから南西100kmにあるローマ遺跡。ビザンチン帝国時代にチュニジアの総督が帝国の首都コンスタンチノープルから独立宣言し、自らが皇帝を名乗りスベイトラに首都を築いたが、アラブ兵の襲撃であえなく街は陥落してアラブ時代が始まることになった。いわばビザンチン時代の最後のチュニジアローマ都市遺跡である。
主な見どころは、凱旋門、大浴場、劇場、フォーラム(公共広場)、神殿群(ミネルバ、ジュピター、ジュノの3つの神殿)などである。

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ジェルバ島-Djerba
チュニジア最大のリゾートアイランド・ジェルバ島は、総面積514km2、縦と横の長さは25kmと22kmのほぼ四角い形をし、全体的に起伏の少ない平らな島である。国際空港もあり、シーズン中はヨーロッパ各地より多くの観光客が訪れる。島の中心は北にあるフームスーク(Houmt Souk )で、「スークの町」の意味を持つ。島内唯一の繁華な町で、ジェルバの人々の昔ながらの生活が息づく味のある不思議な町である。
フームスークから東へ約10kmのところに、全長20kmにおよぶツーリスティック・ゾーン(シディ・マハレス海岸)がある。ここは観光開発化された一大ビーチリゾート地で建物はすべてナツメヤシの高さ以下で統制され、外壁の色も周囲との調和を崩さないよう白やベージュにそろえられており、地中海リゾート地らしいおしゃれな雰囲気がある。
その他、ジェルバ島の第二の町ミドゥンや陶器の町ゲララ、伝統民芸博物館、ラ・グリバのシナゴーグなど見どころがある。
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トズール-Tozeur
チュニジア南部観光の玄関口トズールは、古くから北と南を結ぶ要衝の地として重要視されてきた一方、最高品質のダット(ナツメヤシの実)の生産地としても有名である。鉄道駅を背にしてメインストリート(ハビブ・ブルギバ通り)を進むと左側には旧市街(メディナ)があり、ウルド・エル・ハデブ地区の細い路地の両側には日干しレンガで造られた美しい建築様式の家々が立ち並んでいる。突き当たり右側には、アブ・エル・カセム・エシャ・シャビ通りが走っており、オアシス巡りのカレーシュの溜り場(馬車乗り場)がある。コーラを飲むラクダで有名な動物園や伝統民俗工芸館、ダル・シュライト博物館( 「千夜一夜のメディナ」と「チュニジア3000年の歴史」)などが主な市内の見どころです。郊外に出るとタメルザ峡谷(Gorges de Tamerza)があり、山岳オアシスの小さな村ミデス、タメルザ、シェビカがある。とくにミデスは映画「イングリッシュ・ペイシェント(イギリス人の患者)」のロケ地にもなったところでもある。
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ショット・エル・ジェリド-Le Chott El Jerid
ショット(Chott)とは塩の層に覆われた湖のことをいう。最長200km、最大幅80kmにもわたる北アフリカ最大の塩湖でここを1本の長い道が横断している。通常トズールからドゥーズへ向かう道として利用している。塩湖の道はトズール−ケビリ区間で全長55kmあり、途中土産物屋やカフェなどがなぜかあり、休憩のために立ち寄ることが多い。塩湖の道はケビリで終了し、ケビリからドゥーズまでは約30kmの道のりとなる。
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ドゥーズ-Douz
サハラ砂漠への入口(サハラの門)の町で、ラクダに乗って「サハラ砂漠ツアー」を体験すること以外はとくに見どころはない。ここからさらに南下したところにクサール・ギレン(Ksar Ghilane)があり、ちょっとしたサハラ砂漠での宿泊体験ができる。宿泊はサハラ砂漠の中にあって、設備が完備した4ツ星クラスのテントホテル・パンシーホテル(Pansea Ksar Ghilane )がおすすめです。ホテルの敷地内には自然の温泉プールもあります。

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マトマタ-Matomata
北アフリカの先住民のベルベル人の村で、町一帯に穴居住宅なるものがたくさんある。夏は日差しが強く、日中の温度も相当上昇する為、地面を掘り込んで地中に家を作って暑さから逃れていた模様で、現在も(穴居住宅)。竪穴の側面には部屋とキッチン、倉庫の横穴が掘ってあり、部屋のなかは年間を通じて20度の常温で維持されている。映画「スターウォーズ」でも撮影されたことで知られる「ホテル・シディ・ドリス」は昔の穴居住宅をホテルとして利用している一例です。

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