株式会社旅人舎の新規事業部として2007年10月に誕生した「クオリアス」。ここでの取り扱いはアフリカ・中近東・中南米方面などちょっぴりユニークな個人旅行が専ら中心。 そんなクオリアスで働く女性スタッフから旅行業へ入るきっかけや旅行コーディネーターとしてのこだわりを思いのままに語ってもらいました。

プロとして適切なスケジュールや現地事情をご案内し、
お客様の一生の思い出になる旅行をアレンジしていきたいです。
◆いろいろな国から来た人達と一緒に働いた楽しい経験がきっかけ
大学で英語を勉強していましたし、ハワイやアジアのリソート地を旅行するのは好きでしたが、旅人舎の他のスタッフのようにバックパッカーで時間をかけて何十か国も旅したり、秘境ばかりを回っていたというわけではありません。たぶん、学生時代から続けていたアルバイトで、アメリカやアジア、中東などいろいろな国から来た人たちと一緒に働いた楽しい経験が、旅行業に入ろうと思った直接のきっかけになったのだと思います。
◆総合旅行業務取扱管理者資格を取得し就職活動・・
あまりにも無知だったため(笑)、旅行会社に入るには資格が必要だと思っていたのです。半年ほど独学で必死に勉強し国家試験にパスしてから、旅行会社を作るときに必要な免許だということを知りました。でも、旅行業の勉強にもなったし、就職活動をする上でも有利になったので、苦労した甲斐はありました。
◆希望に応じてアレンジし私なりのアドバイス
どんな旅行にするかというカウンセリングから企画提案、航空券の仕入れ、ホテルなどの予約手配、出国までの相談、そして帰国後また旅行に行こと思うところまでを卜−タルにコーディネートしています。
例えば、同じ国の同じツアーに申し込まれていても、お子様と一緒に行く場合とハネムーンで行く場合、初めて行くのと2度目では過ごし方・楽しみ方異なってきます。パッケージツアーをそのまま売るというのではなく、それぞれのお客様が旅先でどんなことをしたいかという希望に応じてアレンジし、現地に精通したプロとして、現地事情を踏まえた上で、プラスアルファとなる私なりのアドバイスを盛り込んでいきます。

◆100人いたら100通りのバリエーションを提案
ただ単にお客様の上辺のニーズに合わせるだけでは、コーディネーターとはいえないと思います。希望に関わらず、このプランにすればこんな楽しみ方ができるというご提案をしたり、逆にご希望されたことにリスクがあるようなら、例え会社の利益にならなくてもリスクについてきちんと説明します。常に情報をアップデートし、その時々の現地の事情を考盧した上で、100人いたら100通りのバリエーションを提案するのがコーディネーターの仕事といえるでしょう。
◆自分の目で見てきた情報にはかなわない
前職でたまたまアフリカを担当することになり、最初はアフリカ大陸のどこにどの国があるのかさえ知りませんでした。でも実際に現地を訪問したことで急速に興味がわき、自信を持って企画・提案ができるようになりました。まさに「百聞は一見にしかず」。インターネットでいくら情報を集めても、自分の目で見てきた情報にはかなわないですよね。
ヨーロッパやアジアなど他地域にも興味はあるものの、前職でやってきたことをさらに追求したいと思い、引き続き、秘境エリアのツアーを専門に企画手配するクオリアスヘ転職したのです。
◆現地の人々や環境への配慮に目を向けることも旅行業に携わる者の責任
大統領選が国の観光に影響を与えたり、気象事情によってはその地域に行けなくなってしまうような不安定な国が多いこともあり、海外旅行が世界情勢や自然災害・環境問題と深くつながっているのだと実感しました。また、観光が主産業になっている途上国もあり、私たちが送客することでその国が潤ったり、逆に人が入ることで環境の破壊につながるということもあります。旅行はレジャーですが、楽しむという側面だけでなく、現地の人々や環境への配慮に目を向けることも旅行業に携わる者の責任なのだと感じるようになりました。
◆世界中の奥の細道を知り尽くし手配する!
まずは、旅行コーディネーターとして一人前になることですね。「世界中の隠れた奥の細道まで知り尽くし、手配できるようにしたい」という旅人舎の思いを形にするよう、今後はもっとフィールドを広げていきたいと思います。そして、お客様のリクエスト通りに旅行が遂行できることのみならず、プラスアルファのサプライズを事前に組み込んでおくことで、お客様に120%満足していただき、「旅行に行くなら水野さんにお任せしましょう」と言われるようになりたいですね。